〒509-3113 岐阜県下呂市小坂町湯屋427番地

花結美心づくし素朴な湯宿におかえりなさい

清流のせせらぎが聞こえ、炭酸泉が湧出する。
静寂に包まれた穏やかな時の中でのんびりと過ごす山里の秘湯の宿。
温泉は飲泉もでき、昔から胃薬よりもきくといわれた炭酸泉。
なるほどシュワッとくる、砂糖抜きのサイダーのような味だ。
御主人自ら採ってきたアユの塩焼きは格別で焼き加減もよく美味。
食前酒として出される女将お勧めの源泉氷でステアしたオリジナルカクテルも、色もきれいで爽やかな味。
温泉水の朝粥も胃にやさしくていい。
館内には、書詩家相田みつをの作品が散りばめられ、人生の闇へと語りかけてくる。
夫婦が旅の湯宿にこめる万感の想い…。
旅がなにものなのかに想いをはせ、旅人を温かく見守りつづけてもらいたいと心から願った。
飛騨小坂は日本一滝の多い町。
宿の近くにある御嶽山麓の厳立公園からは、岐阜の宝もの第一号に選ばれた滝見遊歩道をめぐり、
雄大な自然と絶景、マイナスイオンをたっぷり感じ楽しむことができる。

単純二酸化炭素冷鉱泉（低張性弱酸性冷鉱泉） この温泉は炭酸泉としての効果が期待できる。源泉温12.2℃で1203ppm（mg/kg）と低温であるため炭酸の溶解度の高い温泉（炭酸が250㎎以上含有の場合は炭酸泉としての温泉）である。この状態の温泉であれば炭酸のもつ効果はそのまま出現すると思われるが、12.2℃では飲用であればそのまま炭酸水としての感覚も感じられ、胃腸のぜん動運動亢進作用による食欲不振や便秘などの解消に効果が得られると思われる。この12℃の源泉では入浴には適せず加温が必要であるが、炭酸は熱に触れると気体化して放散し濃度が低下するので、常温に放置するとこの濃度では炭酸の飽和濃度以下のためほとんど溶存状態が変わらず炭酸泉の効果が得られると考えられる。炭酸泉は血管拡張効果をもつので血管を開き冷え性などの末梢循環障害などに効果が得られる。温めても高い熱に直接触れなければある程度の炭酸の濃度は残っていると思われるので、41℃程度の浴槽でも冷たい源泉ほどではないまでも血管拡張効果は期待できると思われる。炭酸泉の効果のほかに単純温泉としての効果があり刺激が少なく心身疲労時のストレス改善や長期に滞在しても身体に負担のない温泉で老若男女区別なく温泉を楽しむことができる。この温泉は湧出量が23ℓ/分と少なく貴重な炭酸泉であるので大切に使っていただきたい。

日本温泉科学会会長、日本温泉協会副会長（学術部委員長）、国際医療福祉大学大学院　教授 前田眞治

◇建物
木造2階建が3棟あります。
道沿いに玄関、清流沿いにお部屋９ルームが御座います。
◇各お部屋
【金庫・冷蔵庫・電気ポット】など備え付けてあります。
◇お風呂の備品
室内風呂には、シャンプー・リンス、ボディーソープなど備え付けてありますが、貸切露天風呂にはありません。
冬季。。。お部屋にこたつ有。　布団に湯たんぽご希望のお客様はご連絡下さい。